"悪魔"が目を覚ましたEG、EDGを2-1で下しアッパーブラケット2回戦へ進出。

8月18日朝6時頃からVCT 2023 Champions プレイオフDay2が開始。

第2試合は"悪魔"ことDemon1が率いるEvil Genius VS 勢いが止まらないカンカン選手率いるEDward Gaming。

"悪魔"ことDemon1が試合を破壊するのか、EDGのエースzmjjKK選手が救うのか、どちらになるのか楽しみなカードです。

1stマップ「スプリット」

序盤EDGが7ラウンドを連取し、ヴィラン（悪者）があっさりと敗北かと思った矢先、悪魔が目を覚まします。

Demon1が使うアストラが設置後に完璧な立ち回りでラウンドを取得。

ここからEGの粘りが粘りを見せ、前半を何とか4-8で折り返します。

不利なラウンドもなんのその、EGが盛り返しオーバータイムへ突入。

EGが勢いのまま勝利するかと思いきや、ここで爆発したのがEDG Smoggy選手。

キルにキルを重ねEGを完全に破壊。

何もさせずにオーバータイムを完勝し、マップを獲得します。

2ndマップ「アセント」

1マップ目を落とし、後が無いEG。

勢いに乗っているEDGをどう攻略していくのか、わくわくするスタートとなりました。

序盤こそEDGが取得するも、覚醒したのがDemon1。

得意のジェットということもあり、EDGを破壊しつくします。

ポイントはDemon1の陰から素晴らしいカバーとキルを重ねるEthan。

前半6ラウンド目から、EDGの追随を許さず13-5の圧勝となりました。

3rdマップ「パール」

迎える最終マップは、まさかの「ヨル」が登場。

奇策かと思いましたが、守備面での活躍が目立ちます。

解説のyue氏がこう説明していました。

「前目に出てきて1ピックを取り、ゲートクラッシュで引く。そうする事で逆サイトを攻めたとしても、常に3ⅴs3のような激しい状況を強制的に作られてしまう。」

好調のEthanが扱うヨル、1人でEDGを翻弄し続け、さらには"悪魔"ことDemon1のオペレーターがEDGの勢いを完全に消し去りました。

EDGは成す術無く5-13で敗北、ローワーへ移ります。

まとめ

Demon1がいつ目を覚ますのか目が離せない対戦となりました。

1stマップこそ落とすものの、一度覚醒すると誰にも止められないDemon1、かなり痺れるゲーム内容でしたね。

まだプレイオフは始まったばかりですが、今年度のVCTとしては大詰めです。

最後の最後までずっと見ていたい、そう思える対戦が続き、わくわくが止まりません！