「今の新たな目標は、この大会で優勝すること」― LOUD erde、プレーオフ進出後に語る
Americasから出場した4チームすべてがVALORANT Champions Tour 2026 - Champions Shanghaiのプレーオフ進出を決めた。グループステージ最終戦ではLOUDがGlobal Esportsを2-0で下し、地域全体の強さを示した。
THESPIKEはLOUDのIGLであるRoberto "erde" Lobosにインタビューを実施し、プレーオフ進出やチームでの経験、そして自身の歩みなどについて話を聞いた。
復調を遂げたLOUD
LOUDはChampsでベスト8に残り、多くの予想を上回る結果を残している。VALORANT Champions Tour 2026 - Americas Stage 1では苦戦が続き、8月になってから新たな選手が加わったことを考えれば、国際大会でも地域大会でも期待以上の成果を挙げてきたと言える。
組織としてのLOUDは、ここ数年苦しい時期を過ごしてきた。上海以前に最後に国際大会へ出場したのは、2024年のVCT 2024 - Masters Madridまでさかのぼる。
THESPIKE:プレーオフ進出を決めた今、どんな気持ちですか?
erde:「本当にうれしいです。Stage 1の頃は、何をやっても負けているような状態でした。それでも『どうせChampionsには行く。そんなの関係ない』と言っていました。実際に出場できて、今はプレーオフまで来ています。自分でも驚いています。でも正直、今の新たな目標はこの大会で優勝することです。楽しみにしています」
THESPIKE:LOUDが最後にChampsで優勝したのは2022年です。今のチームには、再びトロフィーを持ち帰れるだけの力があると感じますか?
erde:「もちろんです。今の僕たちは良いVALORANTができていると思います。Team Vitality戦では、正直ほとんど自分たちのプレイができていませんでした。ゲームプランも少し良くなかったですし、自信もありませんでした。でも今日のGE戦では、自分たちのプレイを見せられたと思います。これからも毎試合、あのレベルを出していけると思っています」
ミスから学ぶ
Group BのアッパーブラケットでLOUDを下し、GEとのエリミネーションマッチへ送り込んだのはTeam Vitalityだった。LOUDにとってVitality戦には多くの学びがあり、それをグループステージ最終戦に生かすことができたという。erde自身もVitality戦後、家族の支えを受けながらメンタルを立て直す必要があった。
THESPIKE:Vitality戦から学んだことで、今日の試合につながったものはありますか?
erde:「もちろんです。Vitality戦の後、チームとしてもっと良いゲームプランを作る方法や、相手をより深く理解する方法を学びました。それとは別に、個人的には自分自身にかなり失望していました。Champions前の練習や大会では誰とでも撃ち合えていたのに、『なんで今は同じことができないんだ』と思っていたんです。だからメンタルを調整する必要がありました。父や兄弟、友人たちには本当に助けてもらいました」
THESPIKE:家族は勝つためのモチベーションになっていますか? それとも、選手としてほかに原動力となるものがありますか?
erde:「家族はすごく大きなモチベーションになっています。父自身の夢をかなえる手助けもできていると思っています。それを思うと、プレイしているときにすごく力が湧いてきます。兄弟のためにも頑張りたいです。本当に、本当に良い兄弟なんです。うまく言葉にできないですけど。それから母のことも本当に大好きです」
若いチーム
2026年後半に作られたLOUDのロスターは非常に若く、最年長のDavid "DaviH" Cruzでも23歳だ。年齢だけでなく、VCTの舞台での経験も浅い。Championsでは、所属選手全員が世界規模のVCT大会に初出場している。
その若いチームを率いるerdeも、まだ18歳だ。以前から自分自身に目標を設定しており、一試合ずつ着実にそこへ近づいている。
THESPIKE:まだ18歳で、大きなチームのIGLを務めています。この役割をどう感じていますか? また、若い選手としてステージで戦うことについてはどうですか?
erde:「すごく良いですね。1年前は、自分がこんなことをしているなんて思ってもいませんでした。本当に素晴らしい気分です。1年前に『Americasでトップ5に入る』と言っていたんですが、今まさにそれを実現できていると思います。以前自分が口にしたことを、本当に達成しつつあります」
THESPIKE:まださらに成長できると思いますか?
erde:「もちろんです。もっと安定した選手になれると思っています。自分は3、4試合くらい良いプレイをした後、調子が落ちてしまうタイプだと思っています。今回は個人的な問題が理由でした。でも今は、ちゃんと立て直して、その状態を何年も維持できるという自信があります」
THESPIKE:チーム全体ではどんな感覚ですか? プレッシャーは感じていますか?
erde:「正直、プレッシャーはいつでもあります。でも大事なのは、それを自分たちの力に変えることです。みんなプレッシャーを感じていますし、僕も感じます。でも、そこまで重くはないですね。自分ならすごいプレイもできるし、チームをキャリーすることもできる。みんなが必要としていることなら何でもできます。だから自分にはかなり自信がありますし、強いプレッシャーは感じていません」
最も強い地域
Americas勢は全チームがグループステージを突破し、プレーオフ8チームのうち半数を占めている。THESPIKEの過去のインタビューでは、G2 EsportsのNathan "leaf" OrfもAmericasの全チームがプレーオフで上位まで勝ち進めると予想し、今回の結果が現在どの地域が最も強いのかを示していると語っていた。erdeもその見方に同意している。
「今はAmericasが一番強い地域だと思います。正直、疑いようがないと思っています。以前はPacificが一番強い地域だと言われていました。でも僕たちは、その地域で一番強いチームを倒しました。ゲームへの適応や進化という部分でも、僕たちのほうが上だと思います。だから今、一番強い地域はAmericasだと思います」
THESPIKE:プレーオフに残ったチームについてどう見ていますか? 世界最高クラスのチームが揃う厳しい戦いになりますが、チームとしてどう準備しますか?
erde:「まずはメンタル面の準備です。次の相手だけに集中することが大事だと思います。そして、自分たちには勝てる力があると理解したうえで、メンタルを整える。そう思えるようになったら、相手のVODを見て、戦術面の準備をしていきます」
THESPIKE:ぜひ対戦してみたいチームはありますか?
erde:「Paper Rexは面白そうですね。一番の理由は、彼らがPacificで最も有名なチームだからです。ブラジル最大のチームとPacific最大のチームが対戦したら、とんでもない試合になると思います。ぜひやってみたいですね」
erdeの願いは現実となり、プレーオフの組み合わせ抽選でPRXとLOUDの対戦が決定した。両チームは10月7日水曜日に対戦する。
VCTの最新インタビューは、今後もTHESPIKE.GGをチェックしてほしい。
アイキャッチ画像:Riot Games
最新ニュース
コメント
vct 2023
VCT 2023に関するすべての情報は、VCT Hubでご確認ください。このページでは、チームやリーグなどに関するすべての質問や詳細について、FAQをご覧いただけます。