「後悔はない」― N4RRATE、KCのChampions Shanghai敗退を振り返る
EMEA第1シードがVALORANT Champions Tour 2026 - Champions Shanghaiから姿を消した。Karmine CorpはGroup D最後のエリミネーションマッチでNongshim RedForceに敗退。直前の試合でTeam Liquidが敗れたのに続き、グループステージで敗退した2つ目のEMEAチームとなった。
試合後、THESPIKEはKCのMarshall "N4RRATE" Masseyにインタビューを実施し、大会敗退やChampionsにたどり着くまでの道のりについて話を聞いた。
「正直なところ、今はあまり何も感じていません。悲しいという感じでもないです。もちろん負けてうれしいわけではありません。でも少なくとも自分自身については、しっかりプレイできましたし、後悔を残して帰ることはないと思っています」
NongshimがKCを上回る
NS戦はSunsetを先取したKCにとって幸先の良いスタートとなった。しかしシリーズが進むにつれてNSが調子を上げ、KCの勢いを止めた。N4RRATEは、KCにはまだ力を出せる余地があったものの、落ち着きを取り戻せないまま試合を締め切れなかったと振り返る。特にアタック側では苦戦し、NSのディフェンスに封じ込められた。
THESPIKE:この試合で足りなかったものについて、振り返ってもらえますか?
N4RRATE:「Nongshimはかなり良いプレイをしていたと思います。最初のマップでは明らかに少し調子が出ていませんでしたが、シリーズが進むにつれてどんどん良くなっていきました。判断も良くなって、撃ち合いもかなり強くなりました。
全体として、僕たちがうまく合わせられていなかったと思います。個人で捕まってしまったり、チームとして同じ判断をできなかったりする場面が多くありました。ラウンドを取れそうな位置まで行っても、実際に勝ち切るための状況を作れなかったんです。
練習では特定のチームと対戦してきましたが、こういうチームを相手にどう戦うべきかをあまり分かっていなかったと思います。普段はアタックでかなりゆっくりプレイしますが、こういう相手にはもっと速くプレイして、ローテーションを突く必要があります。あるいは、メインを取り返すのが弱い構成だったりもします。でも僕たちは、何をすべきか少し迷っていました」
THESPIKE:ここまでの道のりを振り返って、良かったと思うことは何ですか?
N4RRATE:「僕たちは(Stage 1で)0勝5敗だったチームから、VALORANT Champions Tour 2026 - EMEA Stage 2で優勝するところまで来ました。本当に、最下位から一番上まで行くような信じられない巻き返しだったと思います。Champsについては、期待せずに来たと言えるかもしれません。でも、それでももっと先まで行けたという感覚があります。
Champsでの時間は少し短かったですね。もっと試合ができたし、もっと長く戦えたと思います。でも全体として見れば、僕たちが歩んできた道のりは本当にすごかったです」
2026年シーズンを休むことも考えていた
3月、N4RRATEはVALORANT Champions Tour 2026 - Americas Kickoffで厳しい結果に終わった後、Sentinelsを離れることになった。その後、2026年シーズンの残りを競技から離れて過ごすことも考えていたと明かしている。しかし最終的には競技を続けることを選び、かつて所属していたEMEAのKCへ復帰した。
その決断を振り返り、N4RRATEは休養を取らなかったことには良い面と悪い面の両方があったと考えている。
THESPIKE:競技を続けないことも考えていたと話していました。それでも今はChampionsに出場し、地域タイトルも獲得しました。競技を続けると決めたことを今どう振り返りますか?
N4RRATE:「引退しようとしていたわけではありません。Stage 1でチームに加入するか、それともStage 1やStage 2ではどこにも入らず、残りの1年を休んで翌年また挑戦するか、という選択でした。
今振り返れば、自分にとっては良い判断ではなかったと思います。競技をするうえでベストな状態ではなかったと思いますし、それはStage 1でも少し出ていたと思います。[...]
それでも、ここまで大きく立て直して、これほど良いチームになれたという意味では、少し運が良かったとも思います。もちろん自分の決断を後悔してはいませんが、賢い判断だったとも言えません」
THESPIKE:来年以降も競技を続けることについては、どう考えていますか?
N4RRATE:「これからも競技を続けるつもりです。ただ、VCTの変更などで競技シーン自体も少し変わるので、今後どうなるかを予想するのは難しいです。それが僕たちのチームや周囲のチームにどう影響するのかも分かりません。どうなるのかを見るのは間違いなく興味深いと思います。でも、すべてがうまくいけば、もちろん競技を続けているはずです」
KCへの感謝
N4RRATEはVALORANTでのキャリアを通じて2度KCに所属しており、チームスタッフやファンから受けてきたサポートに感謝している。KCに復帰し、Championsまでたどり着けたことをうれしく思うかとTHESPIKEが尋ねると、その答えは明確だった。
N4RRATE:「もちろんです。僕にとって、他のチームではここまで特別な意味を持たなかったと思います。どの組織がこの結果にふさわしいかと聞かれたら、KCだと思います。選手を本当によくサポートしてくれるからです。
それに、チームメイトやコーチングスタッフのことも信頼しています。みんな良い仕事をしていますし、向こうも僕を信頼してくれています。すごく良い環境だと思います。組織によっては選手との距離が少し離れているところもありますが、KCは選手とすごく近いです。何が起きているのかを把握していて、全員にとって一番良いものを作ろうとしてくれています」
ファンへの最後のメッセージ
KCの2026年シーズンが正式に終了した今、N4RRATEはVCT 2026を通してチームを信じ続けたファンへ最後のメッセージを送った。
「応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。この旅がここで終わってしまうことは申し訳なく思います。でも、VALORANT部門に少しでも希望を感じてもらえていたらうれしいです。みんながこの部門にかなり不満を持っていたのは知っていますから。少しでも希望を届けられていたらと思いますし、2027年も引き続き僕たちを見てくれたらうれしいです」
VCTの最新インタビューは、今後もTHESPIKE.GGをチェックしてほしい。
アイキャッチ画像:Lee Aiksoon / Games
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