EG、DRX、T1がMasters Tokyoの初日に勝利を収める。DRX stax 「私の目標は、Championsで優勝すること」

執筆者 Naim Rosinski Content Manager & Editor
最終更新日June 11, 2023 at 03:42PM
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VCT Masters Tokyoは、日本での開幕戦3試合が終了しました。トーナメント初日は以下の試合が行われました。

トーナメント初日は、延長戦にもつれ込んだり、圧勝したり、VALORANTらしい熱い戦いが繰り広げられ、イベントは熱いスタートを切りました。ここでは、初日の様子と、Masters Tokyoで行われた試合後のインタビューでのプレイヤーの発言を紹介します。

EG、FUTを圧倒

各地域のVCTトーナメント後の3番手チームの戦いにおいて、Evil Geniusesは初戦の相手にいち早く勝利しました。

13-5という圧倒的なスコアラインのスプリットでは、EGの Corbin "C0M" Lee がヴァイパーでリーダーボードのトップに立ち、Kelden "Boostio" Pupello がアストラとダブルコントローラーの試合を繰り広げました。7-5で折り返した後半、EGは守備で圧倒し、完璧な作戦を見せ、FUTの攻撃を1ラウンドも許しませんでした。

2マップ目は、ロータスが選ばれました。Ata "AtaKaptan" TanDoğukan "qRaxs" Balaban がFUTに活路を開き、試合は接戦となったが、スコアチャートではFUTが好成績を収めました。ロータスの戦いは延長戦にもつれ込み、EGが3ラウンド連続で攻撃を決めて追い上げました。そして、延長戦でも2ラウンドを奪い、FUT Esportsをローワーブラケットに追いやり、2対0の完勝で試合を終えました。

「とてもいい感じだ。第2マップは少しぐらついたが、それを完全に払拭することができた。2つ目のマップを制したことは、間違いなく自信になる」Christine "Potter" Chi は語りました。

VCT 2023 - Masters Tokyo VCT 2023 - Masters Tokyo
FUT Esports
FUT Esports
0
X
2
Evil Geniuses
Evil Geniuses
Group B - Opening Match, Best of 3 - June 11, 2023 - 3:00AM
FUT Esports5
Split
Evil Geniuses13
FUT Esports12
Lotus
Evil Geniuses14
FUT EsportsFUT Esports
player
レーティング
ACS
K/D/A
+/-
K/D
KAST
ADR
HS%
FBSR
FB
FD
KAY/O
1.00
212
28/39/21
-11
0.72
68.8%
143.0
33%
100%
5
0
AstraViper
1.00
202
30/31/17
-1
0.97
66.2%
138.3
30%
57%
4
3
SkyeOmen
0.96
180
29/31/12
-2
0.94
61.5%
119.5
29%
75%
6
2
CypherKilljoy
0.77
159
25/31/7
-6
0.81
65.2%
104.9
21%
25%
1
3
JettNeon
0.68
164
26/35/4
-9
0.74
64.1%
104.2
24%
40%
8
12
Evil GeniusesEvil Geniuses
player
レーティング
ACS
K/D/A
+/-
K/D
KAST
ADR
HS%
FBSR
FB
FD
AstraKilljoy
1.28
271
46/30/8
+16
1.53
76.5%
199.1
26%
56%
5
4
Skye
1.25
222
34/24/24
+10
1.42
79.3%
136.9
18%
25%
1
3
ViperBreach
1.01
191
29/26/16
+3
1.12
80.1%
110.3
16%
50%
3
3
Jett
0.93
193
30/29/6
+1
1.03
68.0%
134.1
33%
44%
7
9
RazeOmen
0.88
196
28/29/8
-1
0.97
71.6%
132.4
15%
44%
4
5
Masters Tokyoの初日に勝利したEvil Geniuses。写真提供:Colin Young-Wolff/Riot Games
Masters Tokyoの初日に勝利したEvil Geniuses。写真提供:Colin Young-Wolff/Riot Games

DRX、Attacking Soul Esportsを克服

Attacking Soul Esportsは、この試合で国際舞台デビューを飾りましたが、残念なことに最も安定したチームであるDRX VS.と対戦することになり、厳しいスタートを強いられることになりました。しかし、ASEはしっかりとした戦いぶりを見せ、決して一方的な試合とはなリませんでした。

1マップ目のフラクチャー(ASEピック)では、Dong "Life" Hao Qu のジェットが主導権を握りました。EDward Gamingの元プレイヤー Lifeはフラクチャーで大混乱を引き起こし、7-5でDRX VSに軍配が上がったものの、試合を優位に進めることができました。しかし、DRXのコントローラー使いのMyeongkwan "MaKo" Kim の卓越したパフォーマンスにより、13-10でDRXを勝利に導きました。

  • 「(スクリムで)相手のプレイスタイルはわかっていたので、プレイスタイルを変えることはなかった。ただ、構成を少し変えたので、その点は少し気になりました。」* とKim "stax" Gu-taek は語りました。

DRXのピックであるパールは、使いこなせればハーバーが輝くマップの1つです。Goo "Rb" Sang-Min は、それを見せてくれました。THESPIKEレーティング1.98、ACS295、20ラウンドで25キル、13-7で勝利し、DRXに勝利するには、パールを残すのは得策ではないことを示しました。

「私の目標はチャンピオンズで優勝することだ。今はまだ対戦したいチームがないが、いずれはLOUDと対戦したい。」Kim "stax" Gu-taekは語りました。

VCT 2023 - Masters Tokyo VCT 2023 - Masters Tokyo
DRX
DRX
2
X
0
Attacking Soul Esports
Attacking Soul Esports
Group B - Opening Match, Best of 3 - June 11, 2023 - 5:50AM
DRX13
Fracture
Attacking Soul Esports10
DRX13
Pearl
Attacking Soul Esports7
DRXDRX
player
レーティング
ACS
K/D/A
+/-
K/D
KAST
ADR
HS%
FBSR
FB
FD
FadeHarbor
1.58
254
43/26/24
+17
1.65
88.8%
148.5
23%
50%
1
1
BrimstoneViper
1.42
238
36/27/32
+9
1.33
78.5%
156.0
19%
29%
2
5
Killjoy
1.19
236
34/25/15
+9
1.36
81.6%
161.7
19%
44%
4
5
BreachSkye
1.05
167
27/29/24
-2
0.93
81.6%
110.7
32%
20%
1
4
RazeJett
0.91
224
30/37/10
-7
0.81
76.6%
145.3
16%
40%
8
12
Attacking Soul EsportsAttacking Soul Esports
player
レーティング
ACS
K/D/A
+/-
K/D
KAST
ADR
HS%
FBSR
FB
FD
Jett
1.19
237
38/36/8
+2
1.06
83.5%
152.3
20%
76%
13
4
BreachKAY/O
1.17
207
30/32/23
-2
0.94
73.8%
136.7
16%
67%
4
2
KilljoyViper
0.93
191
27/32/14
-5
0.84
77.0%
129.6
22%
67%
2
1
BrimstoneHarbor
0.85
162
23/38/19
-15
0.61
72.6%
95.4
17%
50%
3
3
RazeSkye
0.82
162
26/32/9
-6
0.81
69.8%
109.8
24%
45%
5
6
Masters Tokyoの開幕戦に勝利したDRX。写真提供:Colin Young-Wolff/Riot Games
Masters Tokyoの開幕戦に勝利したDRX。写真提供:Colin Young-Wolff/Riot Games

EDward GamingはT1に対して堅実な戦いを展開

Masters Tokyoに中国勢として2番目に参加したEDward Gamingは、生き残りをかけてT1に戦いを挑みました。試合は、T1のマップピックであるフラクチャーで展開されました。序盤はEDGが健闘し、6対6の同点で前半を折り返したものの、徐々に調子を上げてきたT1のHa "Sayaplayer" Jung-woo が追い討ちをかけ、13-10で勝利しました。

EDGは、自陣のマップであるヘイブンで調子を戻しました。前半はT1がEDGと互角の戦いを繰り広げたものの、EDGのZheng "ZmjjKK" YongkangZhang "Smoggy" Zhao のコンビが守備で大活躍し、13-7と優位にマップを終えました。

そして、残るマップであるパールは、東京でジェットコースターのような試合となりました。6-6で前半を折り返し、またもや長い試合になることがわかります。後半はT1が攻勢に転じて5ラウンド連取し、残り2ラウンドで決着がつくところまで持ち込んだが、EDGが奇跡の6ラウンド連取を見せ、先にマッチポイントに迫りました。EDGは6ラウンド連続でマッチポイントを迎え、土壇場でT1のスイッチが入り、延長戦を強いられ、2ラウンドで決着となりました。T1にとっては、必要以上に緊迫した試合となったでしょう。

「今日は、自分たちの成長を確認する絶好の機会であり、また、今回はより良い準備ができたと確信している。今日はタフな試合でしたが、それはEDGがタフなチームのひとつだからだと思う。もし他のチームと対戦することになれば、もっといいプレーができたと思う。」Byeon "Munchkin" Sang-beomは語りました。

VCT 2023 - Masters Tokyo VCT 2023 - Masters Tokyo
EDward Gaming
EDward Gaming
1
X
2
T1
T1
Group A - Opening Match, Best of 3 - June 11, 2023 - 8:20AM
EDward Gaming10
Fracture
T113
EDward Gaming13
Haven
T17
EDward Gaming12
Pearl
T114
EDward GamingEDward Gaming
player
レーティング
ACS
K/D/A
+/-
K/D
KAST
ADR
HS%
FBSR
FB
FD
Jett
1.33
280
71/48/5
+23
1.48
72.9%
160.6
18%
60%
15
10
BreachKilljoy
1.25
242
61/44/19
+17
1.39
90.5%
159.9
32%
50%
3
3
KilljoyCypherViper
1.00
201
46/44/23
+2
1.05
80.1%
144.8
24%
67%
8
4
SkyeSova
0.96
185
46/48/19
-2
0.96
81.1%
123.4
22%
44%
4
5
BrimstoneOmenHarbor
0.89
183
44/47/17
-3
0.94
87.0%
120.2
30%
47%
8
9
T1T1
player
レーティング
ACS
K/D/A
+/-
K/D
KAST
ADR
HS%
FBSR
FB
FD
RazeJett
1.16
248
64/56/8
+8
1.14
69.2%
161.2
25%
30%
7
16
JettOmenHarbor
0.96
200
47/56/19
-9
0.84
73.2%
130.4
24%
50%
6
6
Killjoy
0.93
204
45/53/19
-8
0.85
67.2%
144.9
22%
53%
9
8
BrimstoneBreachSkye
0.86
151
36/51/34
-15
0.71
63.7%
93.5
26%
56%
5
4
BreachSovaViper
0.85
167
39/53/27
-14
0.74
72.6%
114.8
16%
50%
4
4

Masters Tokyoで行われる次の試合

VCT Masters Tokyoの2日目は、以下の2試合が行われる予定です:

VALORANTの最新情報は、Masters Tokyoのイベントページでご確認ください。また、VALORANTの統計情報については、VALORANT統計情報ページで、エージェントのピック率や最もピックされた構成などもご覧いただけます!

英語学の修士号を持つ元ESL教師で、esportsに自分の原動力を見出した。VALORANTとCounter-Strikeのゲームで他人を圧倒したいという尽きることのない欲求と、文章を書く技術への情熱を融合させた。

NaimはDailyEsports(現Upcomer)でCS:GOのコントリビューターとしてesportsライティングとレポートの旅を始めた。esportsにますます夢中になった彼は、すぐにプレスとしてIEM Katowice 2019に参加する機会を得て、Cath、Lekr0、FalleN、jkaemにインタビューすることに成功しました。

VALORANTのリリースとともに、NaimはRiot Gamesの5vs5対戦シューターへの取り組みに可能性を感じ、Run It Backにライターとして参加した。3ヵ月後にはマネージング・エディターに昇格し、寄稿者チームを管理し、定期的にブレーンストーミング・ミーティングを開いて3年間コンテンツを作り続けた。その間、Masters Berlin 2021やVALORANT Champions 2022にプレスとして現地参戦。

現在は、THESPIKEのコンテンツマネージャー兼エディター。ニュース、特集、エバーグリーンコンテンツの制作に携わるほか、時折自らも寄稿している。

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