WRONSKIがGlobal Esportsから脱退、競技シーンから引退を発表

VALORANTのesportsコミュニティで有名なパーソナリティであるMichael "WRONSKI" Wronskiが、突然競技ゲームからの引退を発表しました。この情報は、彼がGlobal Esportsを離れた直後に発表され、ファンたちを驚かせ、彼とチームの将来に興味をかき立てました。

WRONSKIがVALORANTの競技シーンから引退

オーストラリアとラオスのプレイヤーであるWRONSKIは、VCT Pacific Leagueへの参加のためにGlobal Esportsと契約してから8ヶ月が経過しました。彼はGEとの在籍期間中、ゲームのトップリーグに参加したオセアニアからの初のプレイヤーでした。

しかしWRONSKIは、今年初めにサンパウロで開催されたVCT LOCK//INに個人的な理由で参加できなかったため、サーバー上での存在感はあまり高くありませんでした。同様に、VCT Pacific Leagueのレギュラーシーズンでも、Ganesh "SkRossi" Gangadharもビザの処理に遅れが生じたため、彼の参加はわずか9マップに制限されていました。チームはローテーションの概念を捨て、代わりに最後の週まで同じ5人のプレイヤーに焦点を当てることを選択したため、ロスターとの役割の衝突が彼をさらに追い詰め、シーズン残りの間、あまり活躍できないポジションに追いやってしまいました。

WRONSKIは、Global Esportsやかつてのチームメイト、指導者たちにも感謝の意を表した真摯な公式スピーチの中で、「esportsの分野は自分には向いていなかった」と語りました。彼は「この業界は自分には合わないが、ほんの少しの間でもその一部になれたことを幸せに思う。僕と一緒にいてくれたみんなに改めて感謝します。」と述べました。

VALORANTでのWRONSKIのキャリア

WRONSKIはGlobal Esportsに加入する前、VALORANT Champions Tour Oceania circuitで、Funcrew、PEACE、Team Bliss、Chiefs、Mindfreak、ORDERなどのさまざまな有名チームと対戦し、その名を知らしめました。

PEACEは、2021年のVOT Championshipで優勝した後、オセアニア代表として2021年のNorth American Last Chance Qualifierに出場する予定のチームであり、WRONSKIはオーストラリア国外での活動を開始しました。彼はスタープレイヤーとなり、352ラウンドのシーズンで1.20のVLR Ratingと平均292.4のACSを記録し、優勝をもたらしました。しかし、渡航制限のためにPEACEもORDERもロサンゼルスに到達することができませんでした。

その後、2022年シーズンは、WRONSKIがMindfreakと共にステージ1に出場する形で始まりました。しかし、ORDERは彼のパフォーマンスにすぐに興味を持ち、残りのシーズンのために彼を雇いました。WRONSKIはオーストラリアの強豪チームとしてプレイし、2022年のVOT Stage 2 Challengersを制し、VCT APAC Stage 2 Challengersでの出場権を獲得しました。OORDERは2022年のVOT Championshipで優勝し、2022年のLast Chance Qualifierに進出しましたが、激しい戦いの末に5位から6位の順位で終わりました。

Global Esportsは両チームに対してリーグ戦で敗北しましたが、VCT 2023 - Pacific League - Last Chance Qualifier で残り1枠のChampions 2023の出場権が手に入る可能性があり、Global Esportsは名誉挽回のチャンスを得ました。7月19日にはRex Regum Qeonと対戦し、その試合に勝てば翌日にZETA DIVISIONと対戦します。

WRONSKIの引退により、Global Esportsのロースターは以下のようになります。

• Abhirup "Lightningfast" Paul Choudhury
• Ganesh "SKRossi" Gangadhar
• Jordan "AYRIN" He
• Kim "t3xture" Na-ra
• Park "Bazzi" Jun-ki
• Cahya "Monyet" Nugraha
• Hong "Eraser" Chang-pyo (ヘッドコーチ)
• Peter "Spin" Bradford (アシスタントコーチ)
• Morgan "BigTime" Jay (アシスタントコーチ)