「勝利は、みんなで楽しくプレーした結果にすぎない」――Platoonが語るGlobal Esportsの釜山への道
Global Esports VARREL を2-0で圧倒し、トップ4入りを果たしたことで、釜山で開催される「 」ファイナルウィークエンドへの出場権を獲得した。サーブ時のプレーがファンの注目を集めた一方で、このチームの快進撃を真に支えているのは、舞台裏での哲学である。
VALORANT Champions Tour 2026 - Pacific Stage 2試合後、ヘッドコーチのDaniel "Platoon" ZhouがTHESPIKEのインタビューに応じた。チームの変化やプレッシャーとの向き合い方、そしてNongshim RedForceとのUpper Bracket Finalについて語っている。VARREL戦を振り返ると、Platoonは第1マップから第2マップにかけて修正できた選手たちを評価した。
「スプリットでは少し粗い部分があったので、SUMMITではもっと引き締めていこうと選手たちに伝えました。みんなでうまく連携して、撃ち合いでも力を出しながら、楽しんでプレーできたときにどれくらいのレベルを出せるのか、そのまま見せてくれたので本当に誇りに思っています」
Platoonが繰り返し口にしたのが、「楽しんでプレーする」という考え方だった。
「勝利は楽しんだ結果にすぎない」
Champions出場権が懸かるStage 2のプレーオフでも、Global Esportsが重視しているのは結果だけではない。Platoonによると、チームが目指しているのは、メンバーと少しでも多くの試合を一緒にプレーすることだという。
「根本にあるのは、勝利はみんなで一緒にプレーすることを楽しんだ結果にすぎない、ということです。僕たちの一番の目標は、このチームでもっとプレーすること、できるだけ多く一緒に試合をすることです。Champsは、その道の途中にあるものという感じですね」
PacificからChampions Shanghaiへ出場できる残り2枠は、Stage 2の上位2チームに与えられる。Upper Bracket Finalで対戦するNongshim RedForceは、すでにVCT Championship PointsによってChampions出場を確定させている。
Global Esportsはまだ出場権を手にしていないが、Platoonが選手たちの原動力として挙げたのは、Champions出場を逃すことへの不安ではなく、このメンバーでもっと試合をしたいという気持ちだった。
「みんなにとって一番悲しいのは、これ以上試合ができなくなることだと思います。それが、もう一度プレーしたいという大きなモチベーションになっています。Champsに行けないかもしれないという不安よりも、その気持ちのほうがずっと大きいと思います……。そういった不安より、みんながもっと一緒にプレーしたいと思っていることのほうが強い。そのためには勝つ必要があります」
SUMMITへの取り組み
VARREL戦ではSUMMITを13-5で制したGlobal Esports。Platoonによると、新マップへの取り組みはアシスタントコーチのDerren "aimix" dela Cruzやティア2の選手たちを交え、さまざまな形で実戦を試すところから始まった。
「僕とaimix、それからティア2にいる友人たち何人かで……チームを相手にいろいろなゲームを試しました。そこから、このエージェントや構成なら、選手たちがやりたいことに合いそうだというのが少しずつ分かってきました」
Stage 2のグループステージではGen.G EsportsとのSUMMITを11-13で落としている。Platoonはこの敗戦も、自分たちの問題点を見直すきっかけになったと振り返った。
信頼関係が支える素早い適応
プレーオフを前に、マップローテーションではブリーズが外れ、アビスが加わった。こうした変更やエージェント構成への対応について、Platoonはチーム内の信頼関係が大きいと話している。
「選手同士にも、僕やほかのコーチに対しても、本当に強い信頼があります。だから新しいアイデアを出したときには、全員が100%それを信じて、本気で実行しようとしてくれます」
Global Esportsは新しい構成にも短期間で取り組めるという。Platoonは、その際の選手たちの姿勢についても評価した。
「1日あれば新しい構成を学ぶこともできます。みんな常に集中していますし、すごく意欲的に取り組んでくれます」
Nongshim RedForceとの再戦へ
Upper Bracket Final進出を決めたGlobal Esportsは、9月4日に釜山でNongshim RedForceと対戦する。両チームは7月25日のグループステージでも顔を合わせており、その際はGlobal Esportsが第1マップのアセントを13-6で先取したものの、ブリーズとサンセットをともに7-13で落とし、Nongshim RedForceが2-1で勝利した。
再戦について、Platoonは一方的なシリーズにはならないと予想している。
「どちらかが一方的に相手を倒すような試合にはならないと思います。長い試合になるでしょうし、どのラウンドもすごく長く感じると思います……。彼らは本当に簡単には倒れてくれないチームです。それに、彼らも一緒にプレーすることを本当に楽しんでいると思います」
Platoonへのインタビュー全編は以下から視聴できる。
Global Esportsは9月4日のUpper Bracket FinalでNongshim RedForceと対戦する。勝利すればGrand Final進出が確定し、Stage 2の2位以内が決まるため、同時にVALORANT Champions Shanghai 2026への出場権も獲得する。
Platoonが語ったように、チームが重視するのは、現在のメンバーで一試合でも多くプレーすること。そのために必要な次の勝利を、釜山で目指す。
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特集画像出典: Riot Games
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