DFM、プレイオフ進出を懸けT1と再戦 yatsuka対iZuにも注目【VCT Pacific Stage 2】
DFM、プレイオフ進出を懸けT1と再戦 yatsuka対iZuにも注目【VCT Pacific Stage 2】
8月23日、VALORANT Champions Tour 2026 - Pacific Stage 2のPlay-InでDetonatioN FocusMeとT1が対戦する。勝者はプレイオフ進出、敗者はStage 2敗退となるQualifier Deciderだ。
DFMはLower BracketでQT DIG∞、ZETA DIVISIONを続けて撃破。特に8月22日のZETA戦では2-0のストレート勝ちを収め、T1との再戦に進んだ。一方のT1はUpper SemifinalsでNongshim RedForceに0-2で敗れ、Lower Bracketへ回っている。
両チームが対戦するのは今大会だけでも2度目。8月1日のグループステージではDFMが2-1で勝っている。
今回の一戦では、その再現を狙うDFMと雪辱を期すT1に加え、Kazuya "yatsuka" IkedaとHam "iZu" Woo-jooのパフォーマンスにも注目したい。
Lower Bracketで調子を上げるDFM
DFMのPlay-Inは順調なスタートではなかった。
Upper QuarterfinalsではSharper Esportsに1-2で敗れ、早い段階でLower Bracketへ。その後はQT DIG∞を2-1で下し、続くZETA DIVISIONとの日本勢対決を2-0で制した。Play-Inに残る日本勢はDFMのみとなっている。
ZETA戦の内容も一方的だった。DFMは自ら選択したアセントを13-4で先取すると、スプリットも13-3で勝利。2マップ合わせて相手に許したのは7ラウンドだった。
中心となったのはIbuki "Meiy" SekiとYu "Akame" Gwang-huiだ。
Meiyはシリーズを54キル、16デス、Rating 1.94で終え、Akameも35キル、13デス、Rating 1.67と続いた。yatsukaも22キル、16デス、Rating 1.19でプラスを残している。
Lower Bracketに落ちてから2連勝。QTD戦が2-1だったのに対し、ZETA戦では一つのマップも落とさなかった。プレイオフ進出決定戦を前に、DFMはPlay-Inで最も内容の良い試合を終えたばかりだ。
3週間ぶりのT1戦、前回はDFMが2-1
T1との対戦は、DFMにとって今季何度も繰り返されてきたカードでもある。
2026年に入ってからは、KickoffでT1が2-0、Stage 1でもT1が2-0、Esports World Cup Pacific QualifierではT1が2-1で勝利。DFMは3試合続けて敗れていた。さらに2025年のStage 2も含めると、DFMはT1に4連敗していた。
その流れを止めたのが8月1日のStage 2だった。
第1マップのサンセットをDFMが13-5で先取。ヘイヴンは11-13でT1に奪われたものの、決着のアセントを13-5で制し、2-1で勝利した。
つまりDFMが今回対戦するのは、今季一度も勝てていない相手ではない。3週間前に同じロスターを相手にシリーズを取っている。
ただし、T1もその後はKIWOOM DRX、FULL SENSEに2-0で連勝してPlay-InのUpper Semifinalsまで進んだ。8月21日のNongshim RedForce戦で0-2と敗れたことで、DFMとのQualifier Deciderへ回ってきた。
yatsuka対iZu、大会成績ではiZuがリード
個人の数字ではiZuが一歩前に出ている。
今大会でiZuは15マップに出場し、Rating 1.12、ACS216、K/D 1.20、KAST 77%。対するyatsukaは18マップでRating 0.94、ACS202、K/D 0.89、KAST 71%となっている。出場マップ数は異なるものの、主要なレート系指標ではiZuが上回っている。
iZuは直近のNongshim戦でも、チームが0-2で敗れる中で33キル、25デス、15アシスト、Rating 1.24、ACS220を残した。T1の中では最も高いRatingを記録している。
一方、yatsukaはPlay-Inに入って使用エージェントの幅を広げている。
QTD戦ではネオン、レイズに加えてブリーズでソーヴァを使用。ZETA戦ではアセントでネオン、スプリットではフェイドを担当した。ZETA戦のスプリットではRating 1.57を残している。
グループステージではデュエリストを中心にプレイしていたyatsukaだが、直近のLower Bracketではイニシエーターも担当している。T1戦でどのエージェントを任されるかも、一つの見どころになる。
前回の直接対決ではマップごとに明暗
8月1日の対戦でも、yatsukaとiZuは対照的なマップを経験した。
サンセットでは、ヨルを使用したyatsukaが17キル、11デス、Rating 1.36。対するiZuはネオンで9キル、16デス、Rating 0.63に終わり、DFMが13-5でマップを取った。
しかしヘイヴンでは立場が逆転する。
iZuはネオンで28キル、17デス、Rating 1.65、ACS307。yatsukaは同じネオンで9キル、20デス、Rating 0.58となり、T1が13-11で取り返した。
シリーズ全体を単純な「yatsuka対iZu」の1対1として見ることはできないが、前回は両選手の出来がマップごとに大きく分かれた。
今回もiZuがソーヴァやネオンで高い個人成績を維持するのか。それともyatsukaが直近のように複数の役割を担いながらDFMの攻撃に加わるのか。両選手の起用法はシリーズを見る上で押さえておきたいポイントだ。
DFMは個人戦ではなく5人でT1を迎える
数字だけを並べれば、yatsukaとiZuの比較ではT1側に分がある。
ただ、直近のZETA戦でDFMを大きく前進させたのは一人の数字ではなかった。MeiyとAkameが大量のキルを重ね、yatsukaもプラスのK/Dを残した。SSeeS、Caedyeを含め、2マップを通してZETAに大きな連続ラウンドを許さなかった。
yatsukaに求められるのも、必ずしもiZuより多くキルを取ることだけではない。直近ではデュエリストとイニシエーターの両方を担当しており、どのマップでどの役割に入るかによってDFMの構成も変わる。
その中で個人の撃ち合いでも数字を伸ばせれば、DFMにとっては大きい。
勝てばプレイオフ、負ければStage 2終了
T1対DFMは、Play-Inを勝ち抜くための最後のシリーズとなる。THESPIKEの試合ページでもQualifier Deciderとして設定されており、勝者がプレイオフへ進出する。
DFMはLower BracketでQTDとZETAを退け、ここまで勝ち残った。次に待つT1は、2026年に3度敗れた相手であると同時に、Stage 2ではすでに一度倒している相手でもある。
前回の2-1が一度限りの結果だったのか。それともStage 2で変わった両チームの力関係を、もう一度示せるのか。
8月23日、DFMのプレイオフ進出を懸けた一戦が始まる。
VALORANT Champions Tour 2026 - Pacific Stage 2のPlay-In最新結果や今後の試合日程は、THESPIKEで確認できる。
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