RRQとTeam Secretの2026年シーズンが終了、WillChobraとyukishiroが「敗退の重さ」に言及
8月19日、VALORANT Champions Tour 2026 - Pacific Stage 2のPlay-In Lower BracketでTeam SecretとRex Regum Qeonが相次いで敗退し、両チームの2026年シーズンが終了した。
Team SecretはONSIDE GAMINGに0-2で敗戦。続く試合ではRRQがFULL SENSEに1-2で逆転負けを喫した。いずれもStage 2プレーオフ進出を逃し、Championship PointsからChampions Shanghaiへ進む可能性も消滅した。
Team SecretとRRQ、8月19日で2026年シーズン終了
Team Secretは第1マップのアセントを11-13で落とすと、ONSIDE GAMINGが選択したスプリットも10-13で敗れた。Play-InではXipto Esportsに2-0で勝利していたものの、その後はNongshim RedForce、ONSIDE GAMINGに連敗。2026年のVCTを終えた。
RRQはFULL SENSEとの第1マップ、SUMMITを13-4で先取。しかしサンセットを11-13で落とすと、最終マップのロータスも7-13で敗れ、シリーズを1-2で落とした。
RRQはChampionship Points 7ポイント、Team Secretは2ポイント。両チームはこれ以上ポイントを獲得できないため、Stage 2からの直接出場だけでなく、ポイント経由でChampions Shanghaiへ進む道も閉ざされた。
その後もPlay-Inは進み、8月20日にはQT DIG∞とXipto EsportsがLower Bracketで敗退。翌21日にはKIWOOM DRXがSharper Esportを2-1、Nongshim RedForceがT1を2-0で下し、KIWOOM DRXとNongshim RedForceがプレーオフ進出を決めた。Sharper EsportとT1はLower Bracketへ回っている。
8月22日にはDetonatioN FocusMeとZETA DIVISIONがLower Bracketで直接対決する。8月21日時点のChampionship PointsはDFMが5、ZETAが3。敗れたチームはStage 2 Playoffsへ進めず追加ポイントを得る機会もなくなるため、Championship Points経由を含めてChampions Shanghai進出の可能性が消滅し、2026年のVCTシーズンを終える。
WillChobra「毎週のVCTで、こうした瞬間に慣れてしまっている」
この日の試合後、VCT Pacificのパートナーストリーマーとしても活動するWilliam “WillChobra” Cho氏がXを更新。敗退チームのシーズンが終わる瞬間について、長文で思いを綴った。
「今日、VCT Pacificで最初の敗退チームが出るのを見て、毎日、毎週のようにVCTが続くなかで、こうした瞬間に慣れてしまっているんだと実感した」
Cho氏が触れたのは、試合結果そのものだけではない。複数のカードが続けて行われるVCTでは、あるチームにとってその年最後の試合であっても、放送や視聴者の意識はほどなく次の試合へ移っていく。
自身のウォッチパーティーでも、敗退したチームから次のカードへ視聴者の関心が切り替わる様子を見て、自分自身も同じように「次」を追っていたことに気づいたという。なかでもRRQの敗退が、その感覚を改めて意識するきっかけになったと振り返った。
RRQは2025年のVALORANT Champions Tour 2025 - Pacific Stage 1でGen.G Esportsを3-1で下し、初のVCTタイトルを獲得。同年のVALORANT Champions Tour 2025 - Pacific Stage 2でもグランドファイナルまで進み、Paper Rexに1-3で敗れて準優勝となった。
Pacificで2大会連続のグランドファイナルを経験した翌年、RRQのシーズンはStage 2プレーオフを前に終了した。
Team SecretについてもCho氏は、チームに改善の兆しが見え始めたなかで、2026年にその先を確かめる機会がなくなったことへの惜しさに触れている。
VCT Pacific英語放送のアナリストMorgan “BigTime” Jay氏もCho氏の投稿に反応し、この日のデスクでは敗退が持つ意味を十分に伝えられなかったとの考えを投稿。敗退したチームには「きちんと送り出す」時間が必要だと述べた。
yukishiro「今年の敗退というのはより重さを感じる」
Cho氏の投稿を受け、キャスターのyukishiro氏もXで反応。2027年からVCTの競技形式が変わることを踏まえ、今年の敗退について次のように綴った。
「来年大会のシステムが変わってしまうからなのか、今年の敗退というのはより重さを感じる。 敗退は今年の終わりであり、8月に終わってしまうという早さに寂しさも感じるけども、競技の過酷な部分だね。 考えさせられる文章。」
Stage 2で敗退し、Championship PointsでもChampions出場圏に届かなければ、その時点でチームの2026年VCTシーズンは終了する。
今年はそれに加えて、2023年から続いてきたInternational Leagueを軸とするVCTが、大きな転換点を迎える。。
2027年からVCTはトーナメント中心の形式へ
Riot Gamesは4月、2027年からVCTをトーナメント中心の形式へ移行すると発表した。
従来のレギュラーシーズンに代わり、各地域で年2回の「Cups」を開催。Open QualifierからMastersやChampionsを目指すルートも設けられ、非パートナーチームにも年間を通じて複数回の出場機会が与えられる。
パートナーシップも2027年から新たな2年間のサイクルへ移る。Pacific、Americas、EMEAの2027年シーズンは、8つのパートナー組織にOpen Qualifierを勝ち抜いた4チームを加えた12チームがスタート地点となる。
そのため、Champions Shanghaiへ届かず2026年を終えるチームにとって、今年最後の試合は通常のシーズン終了とは意味合いが異なる。現在のVCT Pacificの枠組みで戦う最後の公式戦にもなる。
Stage 2 Play-Inは12チームによるダブルエリミネーションで、プレーオフへ進めるのは4チーム。8月19日のTeam Secret、RRQに続き、20日にはQT DIG∞とXipto Esportsも敗退し、ここまで4チームがPlay-Inで2026年の戦いを終えた。
8月21日にはKIWOOM DRXがSharper Esportを2-1、Nongshim RedForceがT1を2-0で下し、Upper Bracketからプレーオフ進出を決めた。敗れたSharperとT1はLower Bracketへ回り、残る2枠を争う。
8月22日はONSIDE GAMING対FULL SENSE、DFM対ZETAの2試合が行われる。勝者は23日のLower Bracketへ進み、Sharper、T1と残るプレーオフ枠を争う。敗者に次の試合はない。
なかでもDFM対ZETAは日本勢同士の直接対決となり、どちらか一方の2026年VCTシーズンがこの試合で終了する。
試合は次々と続いていく。その一方で、その1試合が選手やチームにとって1年間の最後、そして現在のVCTの形で戦う最後の公式戦になることもある。
RRQとTeam Secretの敗退をきっかけに交わされた今回の発信は、その後もPlay-Inから敗退チームが出るなかで、より現実味を増している。8月22日にはDFMとZETAのどちらかが同じ瞬間を迎えることになる。
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